高い予防効果
免疫力の低下が気になりだす
50歳
以上の方は
帯状疱疹に備えて
予防接種が可能です。


当院は大田区帯状疱疹ワクチン助成制度協力医療機関です
令和5年7月1日以降に接種を受ける大田区に住民登録のある50歳以上の方は、「大田区帯状疱疹ワクチン予診票兼ワクチン接種費用助成申請書」を記入・提出し、帯状疱疹ワクチンの予防接種を受けた場合、医療機関窓口での自己負担額を一部助成します。 詳しくはこちら
“帯状疱疹”の気になるキーワード
帯状疱疹とは?

身体の一部にピリピリするような痛みを覚えることで始まり、その後水ぼうそうのような水ぶくれが現れます。徐々に痛みが強くなり、洋服を着たり眠るのも辛いほど痛むこともあります。身体の左右どちらかに見られ、3〜4週間ほど続きます。

50歳以上は特に注意
疲労、不摂生やストレスなどによって免疫が下がり引き起こされる帯状疱疹ですが、中でも加齢による影響は大きく、50歳以上になると発症率が急増します。水ぼうそうになった人や水ぼうそうの予防接種を受けた人も、年齢を重ねることで免疫は失われ、誰しも帯状疱疹になる可能性があります。

- 高齢者医療の現場から -
コロナ禍で中高年の帯状疱疹が急増中。50歳以上の方はワクチン「シングリックス」で効果的な予防が可能です。

くまがい よりよし
京浜病院 院長 熊谷 賴佳
コロナ禍に入り、当院でも中高年の帯状疱疹が増えてきた印象です。水ぼうそうのような赤い発疹ができる帯状疱疹は、罹った人しかわからない肉体的にも精神的にもつらい病気です。今は50歳以上の方であれば効果的に予防ができるワクチンがあるので、少しでも心配に思われる方は当院にお気軽にお問合せください。

くまがい よりよし
京浜病院 院長 熊谷 賴佳
コロナ禍で帯状疱疹に罹る人が増えている?
原因は免疫力の低下
危ないのは“免疫力が低下したとき”。中高年以上は特に注意が必要です。

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じ水痘・帯状疱疹ウイルスによって発症します。幼少期に罹る水ぼうそうが治った後も、このウイルスは体内に潜伏した状態で残っているのです。疲労や病気後など免疫力が落ちた時に体内で眠っていたウイルスが再び活性化し、帯状疱疹が起こります。コロナ感染後に帯状疱疹になる人が見られるのは、この免疫力低下のためと考えられています。また、コロナ禍以降の生活の変化や不安がストレスとなっている可能性も考えられています。
年齢が上がるほどリスクが高い、
帯状疱疹の後遺症
実は帯状疱疹で一番厄介なのは、後遺症の神経痛などが長く続くことかもしれません。長く続く痛みや精神的な負担は、なった人にしかわからない苦しみです。特に50代、60代、70代と高齢になるにつれ後遺症は出やすくなる傾向にあります。
帯状疱疹の
後遺症・合併症
帯状疱疹後
神経痛(PNH)
顔面神経麻痺
角膜炎、結膜炎など
視力低下や
失明の恐れ
耳鳴り、めまい、
難聴
帯状疱疹の
後遺症・合併症
帯状疱疹後
神経痛(PNH)
顔面神経麻痺
角膜炎、結膜炎など
視力低下や
失明の恐れ
耳鳴り、めまい、
難聴
50代以上の約2割が帯状疱疹後神経痛に移行


50歳以上は特に気をつけたい「帯状疱疹後神経痛」。痛みが長引けば、その後のクオリティ・オブ・ライフが著しく下がってしまう。それだけは避けて欲しいです!

50歳以上は
帯状疱疹をワクチンで予防できます。
- 帯状疱疹ワクチン「シングリックス」を受けるメリット -
メリット
01
複数の臨床試験によって50歳以上で約97%、70歳以上で約91%の人に予防効果が認められています。
メリット
02
重症化を防ぐ
70歳以上で約85%の後遺症(帯状疱疹後神経痛)の減少率が認められています。
メリット
03
効果が長く続く
50歳以上の臨床試験では少なくとも10年間は80%を超える有効性が確認されています。

50歳以上は
帯状疱疹をワクチンで予防できます。
01
高い予防効果
複数の臨床試験によって50歳以上で約97%、70歳以上で約91%の人に予防効果が認められています。
02
重症化を防ぐ
70歳以上で約85%の後遺症(帯状疱疹後神経痛)の減少率が認められています。
03
効果が長く続く
50歳以上の臨床試験では少なくとも10年間は80%を超える有効性が確認されています。
帯状疱疹ワクチン
シングリックス®︎を選ぶ理由

従来ワクチンに比べ、予防効果が非常に高い。50歳以上で約97%、70歳以上でも90%以上に予防効果がある。

現在日本では従来ワクチンより高価だが、持続時間が長く、50歳以上の80%に10年以上有効性が続くことが確認されている。

免疫抑制剤や抗癌剤を使用中の方も接種できる。

シングリックスはアメリカなどでは国や地域単位で積極的に接種されており、予防効果や安全性も実証されています。
シングリックス®︎ 接種方法
接種対象者
50歳以上の方費用
21,500円(税込)/1回 ※接種は計2回になります。接種間隔について
1回目の接種から2ヶ月あけて2回目を接種します。2回目は遅くとも6か月以内に接種します。
予約方法
大田区京浜病院では、お電話またはWebからいつでも事前予約が可能です。お気軽にお問い合わせください。こんな方は
帯状疱疹ワクチン接種の
ご相談・ご予約を。
■50歳以上の方(60代〜80代の方など上限なし)
■新型コロナに感染し、身体の弱りを感じる
■高齢の両親への接種を検討しているご家族の方
65歳以上になったら
肺炎球菌ワクチンで肺炎を予防
肺炎球菌ワクチン
で肺炎を予防
肺炎はとても身近な病気です。高齢になるほど進行が早く、慢性の呼吸器疾患や循環器疾患、糖尿病などをお持ちの方は特に重症化や生命の危険度が高いため、65歳以上の方はワクチン接種による予防をご検討ください。
肺炎を強力に予防するには、肺炎球菌ワクチン「プレベナー13」

現在日本では、公費助成のある肺炎球菌ワクチン「ニューモバックス」がありますが、高い免疫効果と長く持続する「プレベナー13」も併用することで、強力かつ広範囲な肺炎予防効果が得られます。日本呼吸器学会/日本感染症学会も従来ワクチンとプレベナー13の併用をお勧めしています。


肺炎が心配な65歳以上の方は定期接種と併用して「プレベナー13」を接種することで高いブースト効果が得られます。
肺炎球菌ワクチン接種をご検討の方は
こちらからご予約・お問い合わせください。